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ミャンマーで日本語教師しながら毎月ミャンマー中を旅してます。旅行と学校生活をお届けします~

ミャンマーおすすめ観光地第1位!チャイントン~少数民族の村々~

チャイントンの行き方に続きまして。

トレッキングマップとともに、各エリアで出会える少数民族を写真でご覧いただきます。

 

行き方はこちらの記事からどうぞ。

チャイントンへの愛をこめたこちもぜひ。

 

まず、

トレッキングマップ

 

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マップからわかるように、チャイントンは中心の町から、4つのエリアに分かれてトレッキングをすることが来ます。

 

エリア2のすぐ左側にも北へのびる道がありますが、こちらはいま観光客が入れない制限区域になります。

 

実はこの道は「モンラー」という中国国境の町につながる道で、以前は通れたそう。

しかし、現在は道中にあるワ族とミャンマー政府とのトラブルがあり、危険なため制限区域になったそうです。

 

ここと同じく、エリア4のリーショー族村も制限区域のため、入れません。

 

わたしはまだエリア4には訪れたことがないので、エリア1から3で出会える少数民族をご紹介します★

 

◎ラーフ―族◎

 

まず、エリア1から。

ラーフ―族は特別な民族衣装は着ていません。

村を訪れると、細かい裁縫をしている女性たちに出会えます。

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これは自分たちのために作っているのではなく、売り物として作っているそうです。

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子どもを見ながら、おしゃべりしながらみんなでぬいぬい。

 

◎アカ族◎

 

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アカ族は、エリア1だけでなく、エリア3でも出会えます。

違いと言ったら、エリア1のアカ族は比較的車で入れるところの近くに住んでいるので、観光客にある程度慣れていること。エリア3のアカ族はもっと山奥に住み、さらに素朴なところだと思います。

 

上の写真はエリア1のアカ族。

トレッキングルートにこのように商品を出し、それを売ることで生活費にしています。

 

下の写真はエリア3のアカ族。

観光客がいても、気にしません。ある意味、無関心(笑)

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◎エン族◎

 

エン族はエリア1に主に住んでいますが、その同じエリア内でも離れたところに3つの村があります。

そのうち2つの村のエン族はこんな感じ

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ちなみに、上と下のエン族の村は別々。

写真だとわかりにくいですが、エン族の女性は「ビターナッツ」をいつも食べていることで、歯や、唇が黒くなっています。

彼らはアニミズム。つまり、精霊信仰です。

 

そして、同じエン族ながら、キリスト教を信仰する村もあります。

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服も全然違う!

この日は土曜日で、教会でのミサ帰りの学生たちに遭遇。

 

◎アク族◎

 

次に、エリア2.

ここではくわえたばこが特徴のアク族村があります。

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手にネックレスをもって、売りに来ます。

買わなくても、村の外から人が来ることがめったにないので、握手を求められます(笑)

彼らもキリスト教信仰。

 

◎シャン族◎

 

エリア2の地図内には出てきませんが、シャン族も住んでいます。

もちろんここはシャン州なので。

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こどもたちが井戸の周りで水浴び&水汲み!

 

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このように、一つのエリアをまわれば、2~3種類の少数民族に出会えます。

彼らは昔ながらの生活を守り、民族衣装を着て、その民族だけの言葉で話します。

 

トレッキングを考える場合は、ひとつのエリアで1日と考えてください。

 

村と村の間では1時間から1時間半ほど歩き、村の中では個人のおうちに立ち寄り、お茶やくだものを頂きながら、休憩ができます。

 

運が良ければ、いっしょに食事をいただけることも!

 

せっかくの訪問なので、できるだけゆっくりひとつの村に滞在できるよう、あまり窮屈なプランを立てないほうがいいでしょう。

 

それに、彼らにとっては村の外からの訪問客はとても珍しく、おもてなししてくれます。

そのような優しい心に出会えるのも、チャイントンを訪れる楽しみの一つです。