FabulousMyanmar

ミャンマーで日本語教師しながら毎月ミャンマー中を旅してます。旅行と学校生活をお届けします~

ミャンマーの日本語学校は一味違う。②

 日本の日本語学校ではなかった、こちらで初めての出来事がいくつかあります…

 

その中で、3つ紹介していきます!

 

ひとつめ

謝恩会

一口に謝恩会と言っても、なにそれ?

卒業式のあととかにあるやつ?

って感じでしょうか。

 

こちらでは、10月の祝日、ダディンジュ満月にあわせて、先生や目上の人に感謝する行事が行われます。

それが、日本語でいえば謝恩会。

 

ちなみに、ミャンマー仏教徒が大半を占める国ですが、そのため、宗教的な祝日が多いです。

 

で。

謝恩会ではなにするの?って感じですが、実際、目上の人を拝み、お供え物やプレゼントを準備します。

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今年行われた社内での謝恩会の様子。

 

代表者が何かごにょごにょ~と言ったあとに続けて復唱、その後、3回頭を下げます。

 

この拝み方はお寺やパゴダに拝むときと同じで、頭を床につけます。

 

もちろんこれは仏教の行事なので、キリスト教イスラム教の人はしません。

 

そして~この後にはお楽しみ!

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ポチ袋をくれるんです~♡

 

わたしは拝み方がわからないのでやっていませんが、(というかミャンマー仏教徒でもないし)参加してたのでもらえました('ω')ノ

 

写真撮影してた学生ももらってた…

最高のお小遣いやん!

 

これは先生たちが、年長者に対して行ったものですが、もちろん学生から先生にもやってくれます。

 

 

その2

保護者会

 

 

これはミャンマーならではというか、わたしの学校ならではいいましょうか。

 

次々回に卒業式を迎える学生の親たちを呼んで行います。

 

その目的として

卒業後、就職するため&就職斡旋をしてもらうためには、どのくらいの成績が必要なのか?

いま実際に娘・息子さんたちの成績、出席率はどうなのか?

ということをお話することにあります。

 

日本でもそうだと思いますが、自分の子どもは毎日学校へ行く…

でも何でこんなに成績悪いの?

とか、ご両親はいろいろ不思議に思っているわけです。

 

そこで、

「いや、あんたの子ども、実際出席率60%やで」

とか、

「いっつも遅刻するし、授業中も聞いてないで」

とか、教えてあげるわけです。

 

この国の親御さんはとーっても教育熱心な人が多く、保護者の協力をもらうことで、学生コントールがとてもしやすくなります。

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みんな真剣よ…

 

親御さんはクラスごとに椅子に座り、自分の子どもの名前が呼ばれるまで待ちます

 

先生も平均30歳ほどで若いですが、しっかり対応しています!

 

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おつかれ~のおひるごはん

 

 

その3

誕生日

 

これ、けっこうびっくりしたこと。

学校は関係ないけど、ミャンマーでは誕生日の人が他の人に食べ物をごちそうしてくれます!

 

だから、誕生日の人が多いときは、たくさんケーキとか、ドーナツとか食べられます♡

 

友だち同士なら、誕生日の子にプレゼントをあげることもしますが、それより絶対誕生日本人の方がお金を使っている(笑)

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会社の日本人がみんなに買ってきたケーキ。

トータル4つ。

 

他にも誕生日に何するの?と聞いたら、

お寺にドネーション(寄付)

 

おおお…

すごいね…

 

前学生に、みんなドネーションしたことあるの?って聞いたら、全員

「はい!」

と、さわやかに返事…

 

お寺にドネーションをしたことがないわたしは

なんかすみません…

という気持ちになったのでした。

 

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