FabulousMyanmar

ミャンマーで日本語教師しながら毎月ミャンマー中を旅してます。旅行と学校生活をお届けします~

日本語学校での面接とは?

前回、日本語教師になるための資格について書いたんですが、今回は

日本語学校の面接ってどんなの?

ということについて書いてみましょう~

 

takloh.hatenablog.com

 

日本語学校や日本語学科がある専門学校で働く場合は、まず下記のようなサイトから募集を見ることができます。

日本語教師の集い - 求人一覧

日本語オンライン

NIHON MURA(日本村)日本語教師・職員求人情報

 

ほとんどのところで必要なのは、

①履歴書

職務経歴書

この二つは必須!

 

そのほかに

③志望理由書

を書いてね、なんてところもあります。

 

わたしはこの志望理由書を出すところに応募はしませんが…

だって、そんなにアツい思いとかないし!ι(´Д`υ)

給料と勤務地が大切だし!

もちろん好きでこの仕事を続けているわけですが。

 

そしてこれらの書類を送り、まずは

書類選考

これを通れば、二次選考に進むことができます。

 

二次試験というのは、

面接

模擬授業

この二つを同日に行います。

 

面接で聞かれるのは月並みな、ありがちな質問が多いです。

自分の経験について聞かれることもしばしばで、

「上級教えたことありますか?」

「作文や会話授業の経験は?」

とか。

 

緊張するのは面接より

模擬授業!!!

 

これは、面接官である先生たちが学生役をし、その前で指定された文型についての授業をします。

普通、書類選考合格の通知とともに、

模擬授業で導入する文型と時間

を伝えられます。

 

例えば

時間は20分

文型「~ことがあります」の導入と練習

のように。

 

なので、当日はその部分の授業ができるように絵カードや文字カードなどを持って学校に向かうことになります。

 

その学校について面接の教室に通されると、先に模擬授業をすることになり、準備しているうちに先生が3人ぐらい入ってきて、

「じゃ、始めてください」の合図からスタート。

 

ここからは突然人が変わったように

「みなさん、こんにちは~!」

とハイテンションで始めます(笑)

 

これ、ほんとに恥ずかしい…

相手を学生と思ってやるので、確実に年上の先生とかに

「〇〇さんは今朝何を食べましたか?」

とか

「〇〇さんはどんなスポーツが好きですか?」

とか、幼稚園児相手みたいな質問を繰り広げます。

 

しかし、ちゃんと要点を抑えた授業をしなければなりません。

指定が「~ことがあります」なので、学生がその文型の意味がわかるように場面設定&適切な例文を挙げていきます。

・お寿司を食べたことがあります。

・スキーをしたことがあります。

などなど。

意味をわかりやすく、なおかつ、そこから話が広げられるような。

上の二例文を出せば、そこから好きな日本料理とか、好きなスポーツとか、話が広がるわけですよ。で、学生の発話につながるというね。

これくらいは普通の先生でもできる技みたいなものです。

 

そして、指定の時間が来るとそこで終わりになります。

 

模擬授業中は無駄に笑顔を振りまき、人が変わったように明るい、感じのいい先生を演じ切ります。そう、演じている。確実にあれは。

 

当日は面接と模擬授業で、一時間はかかるとみておいた方がいいでしょう。

終わるころにはぐったり…

演じるには体力がいりますね…

 

その後、うまくいけば晴れて

採用!

となるわけです。

 

面接から採用まで早ければ次の日ぐらいに連絡がもらえます。

特に今は人手が足りていないところも多いので、当日連絡のところもあると思います。

 

事実、わたしがミャンマーで働くことになったときは、面接のその場で次の段階に進んでもらいたい、と言っていただけました。

 

わたしはいままで3つの日本語学校と1つの企業研修のお仕事をしたことがありますが、面接はそれ+3つ受けたことがあります。

もちろん、わたしの力不足で不合格になったんですが、

ただ…

なかなか微妙な、こっちから願い下げだ!な点もありまして。

 

一例として____________________________

・時間通りに到着して教室に通された後、伝言もなしに40分待たされる。

・先生が上から目線。

・突然その場で文型の説明をしろと言われ、それに対してダメだし。

・用意した教案に対して圧迫した質問。

 

まあ…このくらいは他の職種でもあるはずですが、はっきり言って面接の時点でそんな雰囲気なのに、その後一緒に働きたいなんて思うわけがなく。

未経験ならいざ知らず、今は

 

私が勤務先を選んでやる!

 

ぐらいの気持ちで、条件や雰囲気が合わないところにお願いしてまで働きたくないよ!というのが本音。

 

話がそれましたが。

今回書いたのは日本国内での面接・模擬授業の場合で、これが海外での赴任となると、現地面接ではなく、

スカイプ面接&模擬授業

という形をとることになります。

 

今は日本語教師が足りず、いつでも募集が出ている状態です。

未経験の方も、いろいろ受けてみて経験を積むのもよし、そのうえで自分が職場を選べるようになればいいと思います!

 

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学校内でクリスマスパーティー

 

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